施工事例

事例16 【戸建リノベーション】木造2階建※2×4構造 2階部分のリノベーション 「新和風」スタイル

間取りを変更する構造補強を伴う、リノベーション。壁を抜き、梁補強で柱を立て実現。住まい方により当初の設計とは、要望が変わるものです。使うところはより広く、使いやすく。逆にもっと有効に使いたいスペースがあった洋室を狭くし、活動するLDを広くしました。それと、フローリングであること、その和の要素を取り入れ、収納を作る意味でこあがりを作りました。据え付けのテーブルは座敷としても椅子でも使えるように工夫をこらしています。色もきれいなナチュラルスタイル。

【設計者からのコメント】こちらは、間取り変更をご希望されていました。壁を抜き、空間を大きくするものです。構造を検討する意味でも小屋組みを確認する必要があり、検討の時点で、一部解体調査をさせて頂きました。そして、柱・梁の配置を検討、部材の断面も検討しました。意匠はもちろん、住まい方をイメージし、家具もご提案させて頂きました。住みやすい、また、新しい気持ちで住める楽しさを追求しました。
  • 戸建リノベーション。戸建(2×4構造)の上階※2階建の間取り変更のリノベーション。LDKを広く取りたい。使い勝手を良くしたいというご要望からの設計。外観も内部も洋風なご自宅をということで、ご要望は間取りの変更がありましたが、設計・意匠が弊社からのご提案になりました。2名+ペットでお住まいのご自宅をどのように仕上げるか、弊社の社内コンペをもってご提案した案件です。いつもお世話になっている行きつけのお店のご主人宅、気合が入りますね。
  • 既存の仕上げは濃いめのフローリング。せっかくなので意匠も一新させてのご提案と決まったあと、細部を決めていきます。素材感のあるフローリング。とても厚い表面単板のフローリングを使い(無垢に近い)ナチュラルに行くことになりました。決まったのはフローリングからですね。必然的に今までの意匠とは変えてという内容から和の要素を取り入れることとしました。壁を抜いてつなぎの間として使用できるようにしました。構造補強になります。
  • 光が入りにくいお部屋とのつなぎは、障子を用いました。障子の良さは今までも使われていることからもわかりますが、光をやわらかく通し、かつ、きちんと間仕切るのです。障子のデザインのコンセプトは風車です。
  • 障子の引く敷居には、敷居すべりのようなものを使わずに堅木をはりました。
  • 水回りは、出入りを変えてかつコンパクトに。アクセスしやすくしました。
  • これが、風車の障子です。下は、ペットが破かないように板をはり、その上を格子にしてはりました。風が流れて風車が回るイメージです。風車はこちらのご主人からのイメージです。
  • 階上のお風呂は、ユニットバスの交換。壁のパネルはさわやかな色をお客様がお選びになりました。