施工事例

事例7 オーダーメイドワインセラーを造作。移転開店のイタリアンレストラン内装

世田谷区下北沢でお店を経営していたオーナーが店舗の契約終了を機に新しいシェフも迎えパワーアップして店舗を出店したいので内装を一部お願いしたいと依頼を受けました。もともと同じ業態でのお店だったので一部の設備・内装を利用しながらの改装工事を先月行いました。メインは手作りのワインセラー。とにかくかっこよく、収納もたくさんできての希望でした。素材と限られたスペースでの空間設計です。角度をラベルがきちんと見えてそれで沢山収納できるという希望でした。通常の既製品で調べてもせいぜい角度は15°でしたね。そこにどの程度角度をつけるか、、、。使い勝手もよくないといけない。現場での作る人の力がはっきりでました。テーブル板も一枚板でのこだわり、、、。完成は、オーナーに大変喜んで頂きました。今後のお店のさらなる繁栄を願っています!
今年の会社の忘年会で早速お世話になりました。料理もおいしく、オーナーやシェフのお人柄もよく、地元でたくさんの人に愛されることは間違いないですね。
  • これが営業し始めた時のワインセラーです。棚の角度、照明の明るさ、趣きも完璧です。ショーケースです。エントランスから入るとまず、これが目に飛び込んできます。非常にポイントとなります。このお店の一つの売りでもあるビオワイン、是非、堪能してください!といった感じですね。
  • 一枚杉板を4分割に切断して使用。色も赤ワイン深さにも負けないようなオーク色で染色、クリアーで仕上げています。スペースと幅とを細かにオーダーして。
  • オーダーメイドワインセラー造り付箇所です。もともとの店舗では既製の冷蔵庫製品が設置してあったようです。
  • コートかけを半分撤去し、その場所にワインセラーを作る。
  • ワインセラー内部の仕上げはブラックレザー調。
  • ワインセラーの囲いは杉の羽目板。
  • 周囲の仕上げも塗装していきます。
  • これは、繊細な角度、また棚のスルー感は中の循環をしっかり考えたものです。ここはあえて白木のままにします。
  • 中の照明はすべてのワインの銘柄が見えるように縦にライン型のLEDを仕込みます。スペースを最大に利用したいというオーナーからの要望で壁、それぞれの納まりに余裕はありませんが、絶妙に仕上がっていきます。
  • 最終的にはガラスに濃いめのブラウンフィルムを貼り完成です。これはまだ施工前です。完了時のものと見比べてください。手作りながらも既製品の高級ワインセラーに負けない完成度を目指します。
  • これがテーブルの塗装前の状態。綺麗な杉板です。節が生命力を表していて製造された頂戴するワインの歴史をもこえるようなものです。
  • これが塗装完了の感じです。
  • こちらが新店舗の看板。立体感と透明感と存在感を。デザイン案の決定はオーナーにて。